INTERVIEW

学校間で協力しながら物品等の適正な入札を実現

平成23年4月採用

豊田 泰佑

大島商船高等専門学校総務課契約係

仕事の内容

現在、契約係長として、主に入札業務を担当しています。物品等の入札を行うためには、事前準備から支払いまでのスケジュール管理、仕様の策定、業者提出書類の確認等、多くの手順を踏む必要があります。複雑な入札業務を支えてくれているのは、国立高等専門学校同士の横の繋がりです。随時契約実績を共有しているため、類似の契約実績がある場合は、連絡を取り参考にさせてもらいます。入札が公正かつ適正に執行されるよう、各校と協力しながら、日々慎重に業務に取り組んでいます。

&学生

私は学生との関わりを大切に業務に取り組んでいます。現在の総務課契約係に異動する前は、学生課学生係に所属していました。以前、学生課在職中に相談を受けた学生から、感謝の言葉をいただく機会がありました。当人にとっては何気ない一言だったかもしれませんが、日頃から丁寧な対応を心掛けていて良かったと思えた瞬間でした。事務職員だからこそできるサポートがあると考えており、やりがいを感じています。

Q&A

一番やりがいを感じた瞬間を教えてください。
中国地区と四国地区の一部の高等専門学校で使用する電気を、本校で取りまとめて入札する案件がありました。入札前に各校の担当者を集めてリモート会議を開催し、スケジュール調整や仕様策定を行いました。当時、私は契約係長1年目で進め方に不安があったのですが、会議にてさまざまな意見をいただくことで、無事に入札を完了することができました。高等専門学校間で協力しながら業務を達成できたことに大きなやりがいを感じました。
仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
大切にしていることは、取引先の業者や教職員に対する正確かつ分かりやすい対応です。適正価格で購入するため、業者と密にコミュニケーションを取り、物品の詳細や納期等について念入りに確認しています。また正確な書類作成に努め、円滑なやり取りを実現しています。教職員に対して心掛けているのは、丁寧なサポートです。「物品購入依頼を行うWebシステムの入力方法が分からない」等の相談を受けた際は、その職員のもとへ直接出向いて説明することもあります。

業務の流れ

物品検査に関する業務の流れ

7月

検査物品の一覧作成

資産管理されている物品が、管理責任者(教職員)によって適切に管理されているか検査を行います。担当する職員が指名された後、検査する物品の一覧を作成し、それぞれの検査範囲を割り当てます。

8月

物品検査の実施

各検査職員が、資産管理されている物品の設置場所に出向き、管理責任者立ち合いのもとで物品の管理状況の確認を行います。

4月

物品検査結果の報告書作成

各検査職員から検査結果の連絡を受け、それを集計した後、報告書を作成して高専機構本部に提出します。